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カラーLED
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論理計算用ステンシルにある、LEDは点灯したときに赤色になりますが、その他の色にもできるようにしました。
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ステンシルからLEDを図面の上にドロップしたあと、LEDをダブルクリックするか、マウスの右ボタンを押して、メニュー
"Change Color" をクリックすると、上の図のようなダイアログが出ます。そのダイアログから、カラーを選択して
[OK] ボタンを押してください。そうすると、LEDへの入力がTRUEまたは、1になった時に、LEDがその色で点灯します。用意されているカラーは、Black
,White, Red, Green, Blue, Yellow 6種類です。 なお、LEDのカラーは、図面のテーマカラーを変更しても、変化しないようになっています。
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コネクターのカラー
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論理計算のコネクターの、TRUEの場合のカラーを変えられるようにしました。コネクターのカラーを変えると、下図のように、TRUEとFALSEがわかりやすくなります。コネクターがFALSEの場合のカラーは黒です。しかし、テーマカラーを適用すると、背景色が暗い場合は白に変わります。そのほかの背景色の場合、微妙に変化します。 コネクターのカラーを変えるには、コネクターをダブルクリックするか、マウスの右ボタンを押してメニュー「Edit
Data」を選択し、ダイアログでカラーを選択し、
[OK] ボタンを押します。コネクターのカラーバリエーションも、LEDの場合と同じで、Black
,White, Red, Green, Blue, Yellow の6種類です。上下の図で、コネクターがFALSEの場合のカラーが真っ黒でないのは、テーマカラーによって、変わるからです。しかし、LEDのカラーと、コネクターがTRUEの場合は、テーマカラーの影響を受けないようにしてあります。
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10進計算の場合のコネクターのカラーは黒だけですが、テーマカラーを変化させると、下図のように、テーマに応じて変化します。
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LEDやコネクターがたくさんある場合
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LEDやコネクターがたくさんある場合、カラーを変えるために、LEDやコネクターを一つづつ選んで、カラーを変更するのでは、大変です。そういう場合は、カラーを変更したいLEDやコネクターを、シフトキーを押したまま選択して、メニュー、
データ、図形データで、カラーを変更すれば、一括変更することができます。 また、コネクターのカラーを全部変更したいときは、別の方法があります。 それは、メニュー 編集の中にある「種類によって選択」を使う方法です。このメニューを選択するとダイアログが出ますので、レイヤ、コネクタ、の順に選んで、
[OK] ボタンを押します。そうすると、コネクターだけが、すべて選択されますので、先ほどと同様に、メニュー
、データ、図形データでカラーを変更します。 そのほかに、図面ステンシルを表示させて、図面ステンシルの中にあるコネクターをダブルクリックしてカラーを変更する方法もありますが、上の方法で、すでにカラーを変更した後では、効果がありません。
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テーマカラー
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テーマカラーは、Visio2007でかなり良い機能になりました。一味違ったフローチャートに仕上げるには、とても便利な機能です。テーマカラーを使うには、まず、Visioエキストラの中の「背景」というステンシルから、好みのマスターを、図面のページにドロップして、ページの背景を設定します。次に、メニュー「書式」から、「テーマ」を選択すると、画面の右端に、テーマカラーの一覧が出てくるので、その中から、好みのテーマカラーを選択します。 テーマカラーを適用すると、背景のカラー、および図形のカラーが変化します。 新しいカラーモニターのスクリーンの色も、変化しますが、下図のように、背景の色より少し明るい色になるようにしてあります。 すでに、ご説明したのですが、LEDのカラー、コネクターのTRUEまたは1のときのカラーは、テーマカラーが変わっても、変わらないようにしてあります。ただ、10進計算のコネクタはカラーの変化がありませんので、テーマカラーの影響をそのまま受けるようになっています。
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テーマカラーの仕組みに関する話題
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テーマカラーを適用してもLEDが影響を受けないようにするためには、Visioのシェイプシートの
GUARD 関数を使っています。 しかし、コネクターの場合は、TRUEまたは1の場合は影響を受けないよう、FALSEまたは0の場合は、影響を受けるようにしてあります。 このようにしないと背景色が暗い場合、コネクターが見えなくなってしまいます。 この場合は GUARD
関数は使えません。 この場合は、THEMEGUARD
関数を使っています。 また、テーマカラーが適用されているかどうかを判定するためには、Visioのシェイプシートの
IF 関数と CELLISTHEMED 関数を使っています。 個人的な感想ですが、この
CELLISTHEMED 関数は、大変不思議な関数です。 ほかのシェイプシート関数とは、ちょっと動き方が違います。 ご興味のある方は、研究してみるとよいと思います。 ただし、CELLISTHEMED
関数については、HELPやオンラインのサイトにも、あまり分かりやすい説明がありませんので、実際に動かしてよく観察するとよいと思います。
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バージョンアップの方法
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従来の
LED やカラーモニターやコネクターを使って描いたフローチャートは、どのようにしたら、バージョンアップできるのでしょうか?
これは、当然の疑問ですが、実は完全に自動的な方法はありません。
しかし、コネクターに関しては、論理計算の場合と、10進計算の場合には、VBAのマクロでバージョンアップできるようにしてあります。
そのほかのカラーモニターやLEDについては、手作業で置き換えていただくしか方法がありません。
コネクターのバージョンアップは、論理計算の場合は、mdlUpdateConnectorsの中にあるrunReplace関数、10進計算の場合は、mdlUpdateConnectorsの中にあるUpdateConnectors関数を使います。
これらの関数を使うと、コネクターをアップデートし、背景色を挿入し、テーマカラーを設定することも、同時にします。ただし、これらの関数もあくまでも試験的なものですので、完全なものではありません 不具合があっても、責任はもてません。
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バージョンアップされたサンプル図面のダウンロード
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